「グローバル・コミュニケーション力」を育成するには、論理力を強化する必要があります。論理力とは「自分の言いたいこと(意見)を筋道をつけて、分かりやすく説明できること」や「相手の言っていること(意見)を正確に理解すること」ですね。
そのためには、作文を書くことが一番手っ取り早い方法です。どんな筋道で書いていこうか、そしてどんな感想を書こうかと、一生懸命に考えたものです。
皆さんも学校などで作文を書いたときの記憶はありませんか。
作文を書くときには、まず最初にどのようなテーマで書くか考えたものです。ただし、テーマは先生から与えられることもありましたね。
さて、いよいよ作文を書く場合、最初になにを書きましたか。そう、テーマに沿った出来事の描写ですね。そして次にその出来事についての、あなたの感想を書きましたね。
「とても楽しかった」「おもしろかった」といったごく当たり前の感想を。
私の息子はいま小学校5年生です。彼が4年生の最後に書いた作文もまったく同じです。文集を見ると、クラスの友達もまったく同じ要領で作文を書いています。なにか子どもたちの個性が感じられません。
作文を書くときは確かに頭を使うもの。しかし、いままでの要領で作文を書いていたのでは、考える力や論理力を伸ばしていくことにはなりません。
この続きは明日書きます。
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